診療の流れ

• ②問診

  現在のお悩み、症状、治療におけるご希望などをお聞かせいただきます。 ご質問などございましたら、お気軽にご相談ください。

• ③検査

  レントゲンを撮影したり、お口の中をみせていただき、現在のお口の中の状態を確認します。

• ④治療計画の説明

  治療が必要な歯の現在の状態や、治療の計画をご説明いたします。 必要な期間や費用などお話させていただきます。

• ⑤治療

  治療内容に同意をいただきましたら治療を開始いたします。治療中は、お痛みを感じていないかなど、確認しながら進めていきます。

  もしお痛みが出た場合は麻酔をするなど、状態に応じて対応させていただきますので、遠慮せずにお声がけください。

⑥定期健診・メンテナンス

治療終了後は、定期健診やメンテナンスをおすすめしております。

お口の環境がよくなったから終わりではなく、綺麗になったお口の中を保っていくことが大切です。

一人ひとりに合わせたメンテナンスを行っておりますので、綺麗なお口の中がずっと維持できるように一緒に頑張りましょう。

虫歯の原因

「細菌」「歯質」「糖質」「時間」という4つの要素が重なった時に虫歯は発生すると言われています。
虫歯の原因となる細菌（ミュータンス菌など）は、お食事中に含まれる糖分を分解して酸を出します。その酸が歯を溶かし、虫歯ができていきます。 磨き残しのプラークが蓄積していたり、糖分の摂取量・時間や回数が多いと、細菌の活動が活発になり、より虫歯のリスクが高くなります。
お口の中の細菌の数や歯の質は人によって違います。
虫歯菌はいつも悪さをしているわけではなく、悪さをする時間があります。
これらを上手にコントロールすれば、むし歯は予防できますが、一度発症すると自然治癒することはなく、そのまま放置すると歯を失うおそれもあるので注意が必要です。

虫歯の症状

虫歯の症状は、進行度に応じて変化します。

初期の虫歯（CO）

初期の虫歯は、歯の表面に白いシミが現れます。「白濁（はくだく）」や「白斑（はくはん）」とも表現される症状で、歯の表面に穴はあいていません。「表層下脱灰（ひょうそうかだっかい）」と呼ばれる現象が起こっているだけなので、歯を削らず、フッ素塗布などで対応します。

エナメル質の虫歯（C1）

エナメル質の虫歯は、歯の表面の穴が比較的浅いです。エナメル質には、歯の神経が分布していないので、基本的に痛みを感じることはありませんが、時折、冷たいものがしみることもあります。

象牙質の虫歯（C2）

象牙質には、歯の神経が一部入り込んでいるので、冷たいものや甘いものによって痛みが誘発されます。歯の表面には比較的深い穴があいており、黒ずみが認められることも多いです。

歯の神経に到達した歯（C3）

虫歯菌の感染が歯の神経にまで達すると、激しい痛みを伴うようになります。熱いものや甘いものが接触した時だけでなく、安静時にもジンジンと痛むことがあります。感染した神経を抜いて、根管治療を行います。

歯冠が崩壊した虫歯（C4）

虫歯が重症化すると、歯の頭の部分である「歯冠（しかん）」がボロボロに崩壊します。歯の神経は死んでいるため、それまで生じていた痛みは消失します。歯痛という具体的な症状が消えることから、虫歯が自然に治ったと勘違いされる方も少なくありません。しかし、原因がなくなった訳ではないので、そのまま放置するとやがて根の先に膿がたまり、激痛が伴います。場合によっては抜歯処置が必要となります。

虫歯の治療法

虫歯の治療法は、以下の通りです。

修復治療

エナメル質や象牙質の虫歯では、感染した歯質を取り除いて、修復治療を行います。失った歯質の量が少ない場合はレジン充填（プラスチックの白い詰め物）、多い場合は被せ物を製作して修復します。

根管治療

歯の神経まで到達したむし歯には、根管治療が必要となります。歯の神経や血管によって構成される「歯髄（しずい）」を抜いて、根管内をきれいにお掃除します。

補綴治療

重症例で抜歯が適応された場合は、ブリッジや入れ歯、インプラントといった補綴治療が必要となります。

田岡歯科・矯正歯科クリニックでは、子供から大人まで年齢を問わず虫歯の治療、歯の根の治療、歯周病の治療、被せ物・ブリッジ・入れ歯の治療など、歯のトラブル全般を受け付けております。
特に症状が無い場合でも、かけがえのないご自身の歯をできるだけ長く使っていくためにも、定期的にお口のチェックをすることで、早期発見・早期治療を心がけましょう。
当クリニックでは、丁寧な説明と患者様おひとりおひとりのご要望に沿った治療を心がけていますので、ぜひ一度ご来院ください。